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セオリー

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齋藤薫さんのエッセーは、
何年も前に休刊した「Vingtaine(ヴァンテーヌ)」あたりで初めて読んだのではないかと思う。
「Vingtaine」といえば、光野桃さんのエッセーもあったから、
もしかしたら、齋藤薫の方は、おなじころ別の雑誌で読んだのかもしれないけれど。

「Vingtaine」の服の選び方も記事の文章も、他の雑誌とはひと味違っていて、
だからほとんど毎月読んでいたんだけれど、
シルバーのカリッとした光、とか、
そんなの「Vingtaine」読者しか見てないよ、と思ったり、
ルール、セオリーってうるさくて、
当時はそういう言葉は無かったけれど上から目線に感じられて、
「たかがファッション誌にそんなこと言われたくないわ」と反発したりもしました。
休刊になったのも、そういう折り目正しい編集方針が世間的に受けなくなったからかもしれません。

でも、昨今の「なんでもあり」になりすぎな風潮から振り返ると、
あの説教がましさ(笑)がちょっぴり懐かしかったりします。

齋藤さんのエッセーでも、
バランスを欠いたセオリー崩しは、他人を不快にし、
そういう装いをしている本人も幸せにしない、ということを
繰り返して書いていると思います。
(「Vintaine」の記事のように反発を感じないのは、齋藤さんの男前なさっぱりした、
どこかユーモア漂う文体のためでしょう)

でもあえて季節外れの格好をすることがインパクトになることもあると。
ただし、そこには、寒々しさや暑苦しさを感じさせない、
バランス感覚が必要です。
オスカー女優が、まだ寒い季節にベアトップのドレスでも素敵なのは、
女優としてのゴージャスなオーラ、服のクオリティ、合わせるジュエリーの重みのバランスがあるから。

「周りを不快にしない」ことが、まずおしゃれの大前提だとして、
それは、ひたすら地味にすればいいのでもなく、
まわりといっしょなら安心、というのでもなく、
常に臨機応変、「間の良い女」である、というものすごく反射神経と機動力を要求されることなのだと思います。

ところで、ファッションだけではなく、
お料理の盛りつけについて、
(知識として)知らない人には分からないわよ(だから別にいいじゃん)と言ってのけられたことがあります。
そうなのかなあ。
私は、お皿の中、お敷の中、という意味での「全体」の他、
日本の文化、という全体の中でのバランスを欠いた状態は、
やっぱり、どこか据わりが悪い、気持ちが悪い、という感覚を刺激するんじゃないか、と思いますが。
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by shirousahs | 2012-03-24 08:50 | 考えたこと

2012年3月22日の玄米炊飯 引き受ける

2012年3月22日朝の玄米炊飯です。

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気になることがあり、
少し残念に感じることがあり、

それも全部、自分が「見て」「気になり」「残念に感じた」
こととして、
自分のこととして、
責任を持つ。

みんな、幸せであるために生きている。
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by shirousahs | 2012-03-22 12:03 | 日々の玄米炊飯

2012年3月12日の玄米炊飯 あれから

2012年3月12日、朝の玄米炊飯です。

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風は冷たくても、日差しが明るく、春らしさを増しています。

2011年3月11日、私は京都のむそう塾にいました。
新幹線が止まって帰京できなくなったので、京都のホテルに1泊して、12日の朝、東京に帰りました。
地下鉄はほぼ普通に動いていて、銀座の三越で野菜や復習のための魚を買って帰りました。
その話を、昨日、夫としていたら、
「よくものがあったね」と言われました。
そういえば、近所のAEONは、11日の夜に、すでにすぐに食べられそうなパンやお弁当、レトルト食品、ラーメンなどはほとんどなかった、と夫が話していたことを思い出しました。
私がむそう塾に行く前に、中川さんに見ていただくためにご飯を炊いて、
それがジャーにたくさん残っていたので、
夫は夜はご飯を食べ、
翌朝コンビニに一つだけあったレトルトのカレーを買って、またご飯を食べたと聞いたのでした。

あれから、しばらく、
いつ、料理ができない状況になるかわからなかったので、
とにかく、ジャーにいつもいっぱいにご飯があるようにしていました。

つねに揺れているような気がして、知らず知らずにストレスを感じていたのか、
コーヒーを飲んだり、
生卵を食べたりしました。

でも、どんなときもご飯があれば大丈夫。
停電して保温が切れたって、まだ寒いから常温でも2日は持つさ、と思い、
おかげでパンが店から消えても、ラーメンがなくなっても、
動じずにいられました。

1年たって、東京での生活は、すっかり、普通です。
ジャーにご飯が少なくなっても、強迫観念のように、すぐ炊かなきゃとは思わなくなりました。
でも、いつ、これが当たり前じゃなくなる、ということもあり得る。

生きている限り、朝がまた来ることって、
すごいことだと思います。
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by shirousahs | 2012-03-12 12:37 | 日々の玄米炊飯

2012年3月5日の玄米炊飯 のし餅

2012年3月5日朝の玄米炊飯です。

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お米をお願いすると、いつもなにか野菜を入れて送ってくださいます。
今回は、ほうれん草、ふきのとうと、
白いお餅が入っていました。35×40cmくらいの、のし餅です。
昨年の暮れにもいただきました。
なめらかで、適度にコシがあって、おいしいお餅なのです。

実家では、年末には和菓子屋さんにのし餅を注文していました。
大晦日にとりに行き、まだやわらかいおもちがゆがまないように、
八百屋で使うプラスチックのカゴに水平に入れて、自転車の荷台に固定してもって帰ります。
包丁につかなくなるくらい固くなってから、父が切り分けて、
大きな密閉容器に入れて北側の部屋においておくのですが、松の内が開けることには、
少しかびていました。
当時は、冷凍庫がそんなに大きくなかったので、
お餅を冷凍庫で保管する、ということは考えなかったようです。

大阪に住んでいた2年間は、丸餅を和菓子屋さんで買って、関東風に焼いて食べていました。
私が大学生くらいまでは、東京の、中小のチェーンのスーパーでも、年末にはのし餅を売っていました。
スーパーののし餅は、袋に切り目の線が印刷してありました。
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by shirousahs | 2012-03-05 18:04 | 日々の玄米炊飯


毎日炊くご飯、真ん中にごはん


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